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小松明日香 薮内るりこ 2人展
4/19搬入〜6月下旬
少年少女 居場所なく
少年少女 夢のなか。
現実も全部 スマホのなか。
1人がたくさん持ちすぎたアイコンが
増殖し、統合し、呼びかけて、こたえている。
掴みどころのない少年少女を追いかけて、室内と画面内を行き来する2人展
少年少女 居場所なく、
現実も全部 スマホのなか。
1人がたくさん持ちすぎたアイコンが
増殖し
増殖し
増殖し
増殖し、
呼びかけて、
掴みどころのない少年少女を
追いかけて、
室内と画面内を行き来する2人展
統合し、
応えている。
少年少女 夢のなか。
薮内るりこ
Ruriko Yabuuchi
主に記号化された女性のモチーフを使った平面作品を制作。
日常生活で消費される女性性を大量生産されたものや見過ごされてしまうものに投影しつつ、社会に対して諦めと抵抗を繰り返している。
小松 明日香
Asuka Komatsu
手の動きで光る色を操作できるLEDを組み込んだ
『信号機絵画』
公共物として、個人の美的感性を排除したような信号機にあえて意味のない絵画を使用した作品である。
タイトルの「成長ブロック説」は時間に対する説の1つ。3つの光を過去・現在・未来に当てはめるとすれば、通常一度に1つしか点灯しない通常の信号機に対し、色が灯り続けるこの作品は「成長ブロック説」的ととらえた。
成長ブロック説
作成したWebサイトをQRコード化し、キャンバスにアクリル絵の具で手描きした作品。
はじめのページには作者が一週間ほど、GPSで居場所を座標化するアプリで得た「私がいた場所」が表示される。
Google Earth などによって、地上の土地は発見しつくされたような感がある。しかしインターネット上には無限に"サイト"があり、それを自らで生み出すことができるということを肯定的に捉えた作品である。
私のいる場所
多摩美術大学油画専攻に2年間在籍し、メディア芸術コースへ転科。絵画や詩、絵本、プログラミングを用いたインタラクティブ・アートを制作。近年より絵画の持つ物質性(デバイス上の画像との違い)に着目し、「機能を持つ絵画」を探求する。